ジャガンナート寺院

Jagannath Temple
分類
旧市街の見どころ
州
バグマティ州
標高
1300 m
ジャガンナート寺院の屋根、鐘、石段、幾何学文様を切り絵・版画・リソグラフ調で表した編集グラフィック
記事内容と地理情報をもとに制作したオリジナル編集グラフィック。現地写真ではありません。

広場最古級の二重屋根寺院。遠目の端正さと、屋根を支える官能的な木彫の落差まで見て一棟になる。

屋根を支える彫刻に目を凝らす

ジャガンナート寺院は16世紀にさかのぼるダルバール広場の古い寺院の一つ。ヴィシュヌの一形態ジャガンナートを祀り、段の上に二重屋根が載る。正面から全景を見た後は、屋根下の斜め材トゥンダルを一本ずつ追いたい。

トゥンダルには神々や人物とともに性愛表現が彫られている。刺激的な珍品として拡大するだけでは浅い。豊穣、厄除け、宗教世界の全体性など複数の解釈があり、単一の意味へ断定しない方がよい。構造材が物語と祈りを担うネワール木彫の特徴として見る。

朝夕の光で木彫を読む

真昼は深い軒下が暗くなるため、斜光の入る午前か夕方が細部観察に向く。望遠で撮る場合も参拝者の顔を無断で写さず、基壇上の供物や休む人を邪魔しない。双眼鏡があると、彫刻の姿勢や反復文様を落ち着いて確認できる。

隣の黒いバイラブ、シヴァ・パールヴァティー寺院、インドラプール寺院とつなぎ、同じ広場で石像、木彫、開放された基壇がどう役割を分けるか比べる。地震後の補修材が見える箇所は、古材との違いを記録しつつ現地解説で確認する。

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