ジャナキ寺院
Janaki Mandir
ジャナクプル中心部に建つ白亜の大寺院で、『ラーマーヤナ』のシータをジャナキとして祀ります。ムガル、ラージプート、地域建築が混ざる外観と、ミティラーの婚礼文化が見どころです。
六十室を持つ「ナウラカ寺院」
ネパール観光局は三階建て・六十室の大寺院と紹介し、建設費が九ラク・ルピーだったことからナウラカ寺院とも呼ばれます。白い壁面にはアーチ、格子、ドーム、色ガラスが重なり、カトマンズ盆地の木造パゴダとは異なるマデシの建築景観をつくります。建設年は資料に表記差があるため、19世紀後半にティカムガルの王妃が建立したと捉えるのが安全です。
南西のヴィヴァハ・マンダップはラーマとシータの婚礼伝承を表し、十二月頃のヴィヴァハ・パンチャミには婚礼行列が再現されます。祭りは観光ショーではなく、多数の巡礼者が参加する宗教行事です。
朝夕で礼拝と建築を分けて見る
早朝は祈り、夕方は灯明と歌が中心になり、日中は外壁の装飾を見やすくなります。内陣の撮影、靴、列、供物の規則を入口で確認し、人物へ無断でカメラを向けないでください。ヴィヴァハ・パンチャミやラーム・ナヴァミは大混雑するため、交通規制と宿を事前確認します。