カプチェ氷河湖
Kapuche Glacier Lake
カスキ北部、シクルスの先にある氷河湖で、「世界で最も低い標高の氷河湖」という紹介が広まりました。ただしその表現は地元での呼称・主張として扱い、景観と危険を切り離さないことが大切です。
低い標高という言葉で油断しない
標高は約2,450メートルと紹介され、一般的な氷河湖より低所にあることが注目されています。シクルスからフゲン・ゴート方面を経る道では、河谷、森、岩場を進み、氷壁と崩積地に囲まれた湖へ達します。標高が4,000メートル未満でも、雪崩、落石、急斜面、増水の危険は小さくありません。
湖へ雪崩が落ちる映像がSNSで広まりましたが、それは接近すべきショーではありません。轟音や落雪が見える時点で二次波、飛石、氷塊の危険があり、湖岸の奥や氷壁直下へ近づかないでください。
シクルスの地域情報を基準にする
道路延伸で日程の紹介が変わりやすく、古い「何泊」情報だけでは判断できません。宿泊可能地点、橋、積雪、雪崩履歴をシクルスのガイドと確認し、悪天候なら湖を諦めます。保全地域の入域許可、TIMS、ガイド条件も登録旅行会社で確認してください。