マイポカリ
Mai Pokhari
イラムの森に囲まれた小さな九角形の池で、ヒンドゥー教、仏教、ムンドゥムの信仰が交わる湿地です。面積の小ささに反して、湧水、生物多様性、地域の水源という役割が密に重なっています。
「母の池」を森ごと見る
マイポカリは2008年にラムサール条約へ登録された90ヘクタールの湿地で、恒久的な水面は約2ヘクタール。雨と湧水で満たされ、周辺住民の淡水源にもなっています。モミ、ビャクシン、カバノキなどの森、着生ラン、水鳥やカワウソなどを支えるため、池だけでなく12ヘクタールの集水域を含む環境が重要です。
「九つの角」は信仰景観として語られ、カルティク・エカダシの頃には祭礼があります。静かな森の散歩と祭礼見学では訪問体験が異なるので、日程を選ぶ際に暦を確認します。祈る人や供物を無断で撮影しないことも大切です。
外来種を持ち込まない
ラムサール資料は外来植物・魚類を潜在的な脅威として挙げています。魚や水草を放す行為は善意でも生態系を変えます。餌やり、採集、湖内への立入りを避け、整備された動線から観察してください。イラム・バザールからの道路は天候で変わるため、現地で所要時間を確認します。