ナラヤンヒティ王宮博物館

Narayanhiti Palace Museum
分類
史跡・博物館
州
バグマティ州
標高
1300 m
ナラヤンヒティ王宮博物館の煉瓦、木彫窓、中庭の平面構成を切り絵・版画・リソグラフ調で表した編集グラフィック
記事内容と地理情報をもとに制作したオリジナル編集グラフィック。現地写真ではありません。

王制の栄華だけでなく、国家儀礼、家族の私生活、2001年の王宮事件までが同じ敷地に折り重なる。近現代ネパールを考える入口だ。

部屋の用途から王制を読む

現在の主宮殿は米国人建築家ベンジャミン・ポークの設計を基に1960年代に建てられた。52室は当時の県名を冠し、謁見、国賓接遇、晩餐、居住など用途ごとに分かれる。豪華な贈答品だけを見るより、誰がどの順路を通り、どの距離で国王に対面したかを想像すると、王権を演出した建築として読める。

2008年の王制廃止後に博物館となり、王冠や衣装、外国要人からの贈答品、故ビレンドラ国王の私邸などが公開されてきた。2001年の王宮事件に関係するトリブバン・サダン周辺は、好奇心だけで消費せず、現代史の傷として向き合いたい。

入口で最新規則を確認

展示範囲や順路は整備状況で変わり、休館日、料金、持込制限も更新される。カメラや大きな荷物を預ける場合があるため、身軽に訪れ、当日の掲示を確認する。内部見学は部屋数が多く、最低でも一時間半ほど確保したい。

タメルから歩ける距離だが、入口はドゥルバール・マルグ側の指定門に限られる。説明が英語・ネパール語中心なら、先に王制廃止までの略年表を読んでおくと展示がつながる。事件現場の撮影可否などは警備員の指示に従う。

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