バンディプル
Bandipur
カトマンズとポカラの『途中で寄れる町』ですが、数時間の休憩だけでは惜しい場所です。車が入りにくい旧バザールに泊まり、交易都市の町並みと朝の山景色を分けて味わうのが向いています。
道路に取り残されたことが、町並みを守った
尾根上のバンディプルは、かつてチベット、中央丘陵、インド側を結ぶ交易拠点として栄えました。カトマンズ盆地から移ったネワール商人が煉瓦造りの家と店を築きましたが、20世紀後半に幹線道路が下のドゥムレを通ると商業の中心から外れます。その後、古い家屋が宿やカフェとして再利用され、歩いて回れる旧バザールが残りました。
夕方は旧バザール、朝はトゥンディケルやタニ・マイ寺院側の高台という分け方が実用的です。ヒマラヤは雲に隠れる日も多いため、展望だけを目的にせず、木彫窓、寺院、学校へ向かう路地の生活も見ておくと滞在が天候に左右されません。
洞窟は気軽な散歩ではない
シッダ・グファへ下る道は高低差があり、洞内は暗く滑りやすい場所があります。ライトと滑りにくい靴を用意し、雨季や単独行動は避けて現地ガイドを検討してください。旧市街だけなら半日、丘歩きまで含めるなら一泊。ドゥムレからの上り下りを、ポカラ行きバスの時刻ぎりぎりに組まないことも大切です。