クリシュナサール保全地域
Blackbuck Conservation Area
バルディヤ県カイラプルの小さな保全地域は、ネパールで一度は姿を消したと思われたブラックバック「クリシュナサール」の野生個体群を守る場所です。大公園のサファリとは違い、一種の保全史を具体的に見られます。
9頭の再発見から始まった保護
DNPWCによると、1975年にこの地域で雄2頭、雌3頭、子4頭の計9頭が確認され、保護拠点が置かれました。その後、16.95平方キロメートルが2009年に保全地域として正式指定されています。ブラックバックは開けた短草地を好み、農地や家畜の放牧地に隣接して暮らします。野生生物と地域の土地利用が近接するため、個体数だけでなく、生息地管理と農作物被害の両方を見る必要があります。
開けた草地では双眼鏡が役立ちます。群れへ近づく、走らせる、ドローンで追うといった行為は避け、管理員が示す観察範囲を守ってください。乾いた季節は日陰が少なく、帽子と飲料水が欠かせません。
バルディヤと組み合わせても別物として見る
近隣のバルディヤ国立公園と組み合わせやすいものの、ここは森林サファリではなく草原性アンテロープの保全サイトです。訪問受付、観察可能時間、外国人料金、現地交通は規模が小さいぶん情報が変わりやすいため、DNPWCか地域事務所へ事前確認します。