ブダニルカンタ

Budhanilkantha
分類
ヒンズー寺院
州
バグマティ州
標高
1400 m
ブダニルカンタの屋根、鐘、石段、幾何学文様を切り絵・版画・リソグラフ調で表した編集グラフィック
記事内容と地理情報をもとに制作したオリジナル編集グラフィック。現地写真ではありません。

シバプリ山麓の池に、蛇アナンタの上で眠るヴィシュヌ神の巨像があります。「水に浮く像」という不思議話だけでなく、リッチャヴィ期の石彫と一年の祭礼暦を見ておきたい寺院です。

五メートルの一石彫を水面越しに見る

ネパール観光局は像を長さ約五メートル、花崗岩の一枚岩から彫られたリッチャヴィ期の作と紹介しています。ヴィシュヌは多頭の蛇アナンタを寝台に横たわり、宇宙の海で眠る姿を表します。農夫の鋤が埋もれた像に当たり血が出たという発見譚は、考古学的事実ではなく地域に伝わる物語として受け止めます。

ハリシャヤニ・エカダシからハリボディニ・エカダシまでの「神が眠る」四か月は信仰上重要で、二つの祭日には境内が混みます。普段の朝も供花、鈴、読経が続き、像だけでなく礼拝の流れを見ると意味が分かります。

観察場所は参拝者の後ろから

池と内陣には宗教上の立入制限があります。柵を越えず、係員の案内に従い、礼拝中の顔や供物を至近距離から撮らないでください。市中心部からバスで行けますが、祭日は交通と待ち時間が増えます。早朝に訪れ、靴を脱ぐ場所と撮影可否を入口で確認すると落ち着いて見学できます。

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