ゴダゴディ湖
Ghodaghodi Lake
西部タライの浅い三日月湖と周辺湿地からなるラムサール登録地です。水鳥やハスだけでなく、低地とチュリア丘陵をつなぐ野生動物の回廊、タルーの信仰、漁業と農業が重なる場所です。
一つの湖ではなく十三前後の水域
登録面積は2,563ヘクタール。主湖の周囲に複数の池、湿原、草地、サル林があり、低地からシワリクへ動物が移動する通路になります。カワウソ、ヌマワニ、カメ類、バラシンガジカなどの生息地で、450種を超える植物が記録されています。浅い湖は浮葉植物が多く、水面が草地へ移る自然な遷移も見られます。
ゴダゴディ神を祀る社はタルーの人々に重要で、アガン・パンチャミには沐浴や祭礼が行われます。湿地を自然観察地だけにせず、宗教と生活利用を含む文化景観として尊重します。
幹線道路沿いだからこそ丁寧に
南縁を幹線道路が通りアクセスしやすい一方、交通、ごみ、騒音、過放牧などが湿地へ圧力をかけています。車を湖岸へ寄せず、鳥を飛び立たせる距離まで近づかないでください。早朝観察には虫よけと双眼鏡を用意し、祭礼日は地域の動線を優先します。