マカルー・バルン国立公園
Makalu Barun NP
標高435メートルのアルン谷から、世界第5位の高峰マカルーまでが短い水平距離に立ち上がります。マカルー・バルンの本質は、有名峰そのものより、熱帯林と氷雪帯が切れずにつながる大きな標高差です。
森から氷壁へ続く断面を見る
公園は1,500平方キロメートル、周囲に830平方キロメートルの緩衝地帯を持ちます。東部ヒマラヤの強いモンスーンを受け、低地のサル林、温帯のカシやシャクナゲ、カバノキ、高山草原へ植生が移ります。公園当局は431種の鳥類、レッサーパンダ、ジャコウジカ、ユキヒョウなどを挙げていますが、動物観察を保証する場所ではありません。バルン谷の地形と植生の連続性そのものが見どころです。
主な玄関はトゥムリンタール方面ですが、公園奥部は長期トレッキングです。道は雨、渡渉、地滑りの影響を受けやすく、宿の間隔も一定ではありません。既製の短縮日程より、余白日、順応日、予備食を優先します。
遠隔地では連絡計画も装備の一部
入園料のほか、旅程に応じてTIMSやガイド条件を確認します。携帯電波を前提にせず、予定ルートと帰着期限を第三者に共有してください。6月から9月頃は降水が集中するとの公園資料があり、乾期でも積雪や航空便欠航は起こり得ます。出発直前の現地情報が古いブログより重要です。