パタン・ダルバール広場
Patan Durbar Square
三つの王宮広場で迷ったら、宗教美術をきちんと見たい人にはパタンが向きます。広場の寺院群と王宮中庭を歩き、パタン博物館で神像の意味を確かめるところまでが一続きです。
まず広場を一往復し、次に細部へ戻る
ラリトプルの旧王宮前に、赤煉瓦の王宮と寺院が南北へ密集しています。最初は南端から北へゆっくり歩き、石造のクリシュナ・マンディル、商人の守護神を祀るビムセン寺院、シヴァに捧げられたヴィシュワナート寺院の位置を押さえましょう。その後で木彫、金属の飾り、基壇の動物像を見直すと、建物ごとの差が入ってきます。
クリシュナ・マンディルは、多層のパゴダが多い盆地で目を引く石造のシカラ式寺院です。周囲の柱廊や梁には叙事詩の場面が彫られています。内陣へ入れない場合でも、外周の彫刻を一周するだけで十分に時間を使えます。祭礼時は参拝の列を優先してください。
博物館を後回しにしない
王宮を利用したパタン博物館は、金銅仏やヒンズー神像を美術品として並べるだけでなく、持物や姿勢が何を表すかまで英語解説で整理しています。ここで一度神々の見分け方を知ると、その後の寺院巡りが急に読みやすくなります。ムル・チョークやスンダリ・チョーク、彫刻で覆われた水場トゥシャ・ヒティが公開されていれば、博物館と合わせて見てください。
広場だけなら1時間、博物館を含めるなら最低2時間半、黄金寺院やマハボーダ寺院まで旧市街を歩くなら半日が目安です。早朝は参拝と町の生活が中心で、博物館を目的にする日は開館時刻に合わせる必要があります。
料金と開館情報
Nepal Tourism Boardの2026年7月確認料金は、外国人1,000ネパール・ルピーでパタン博物館を含む案内です。博物館公式の案内では開館時間を10時から16時としていますが、祝日、行事、修復で変わる可能性があります。当日は窓口表示を優先してください。