ドゥドクンダ
Dudh Kunda
ソルクンブ南部、ナンブル山の麓にある「乳の湖」は、八月頃の巡礼期を除けば訪問者の少ない高山湖です。エベレスト街道のロッジ網を想像せず、自立性の高い山行として考える必要があります。
ナンブルの守護神へ向かう道
地元ではナンブル山を守護神の住まいと考え、その麓のドゥドクンダで沐浴と祈りを行います。ネパール観光局が紹介する伝統的な入口はリンモで、サルサルベニを経て湖へ向かう往復には最低五日ほどを見込みます。トゥプテン・チョリン側の尾根道もありますが、森林と放牧地を通る孤立したルートです。
巡礼期は人と仮設設備が増え、平時は静かな代わりに宿や補給が乏しくなります。同じ場所でも必要な装備が変わるため、過去の行程記録だけでテント不要と判断しないでください。
ルートを知る現地ガイドが必要
観光局もサルサルベニ以降では地元ガイドが必要になり得ると案内しています。標高約4,560メートルで高山病の危険があり、雪や霧で道を失う可能性もあります。食料、燃料、通信、順応日、祭礼日、現行のTIMS・ガイド条件を登録事業者と確認してください。聖湖では沐浴者の撮影や水質を損なう行為を避けます。